1985-03-27 第102回国会 参議院 大蔵委員会 第7号
しかし、先ほど名東教授がおっしゃったように、書いてあるだけじゃだめですよ。 私は過日、行政管理庁のプライバシー保護研究委員会の委員をやっておったんですけれども、そこへ法務省の検事の方が来ておった。ああいいところへ来た、あなたにちょっと聞きたい。商法四百九十八条の一項十九号に取引は漏れなく真実を書けと書いてあるけれども、一体この罰金を取る、過料を取るその管轄機関はどこなんだ、こう聞いたんです。
しかし、先ほど名東教授がおっしゃったように、書いてあるだけじゃだめですよ。 私は過日、行政管理庁のプライバシー保護研究委員会の委員をやっておったんですけれども、そこへ法務省の検事の方が来ておった。ああいいところへ来た、あなたにちょっと聞きたい。商法四百九十八条の一項十九号に取引は漏れなく真実を書けと書いてあるけれども、一体この罰金を取る、過料を取るその管轄機関はどこなんだ、こう聞いたんです。
したがって、その辺の限界をどこへ求めるかが大変むずかしいと思うのでありますが、名東教授はどのようなことをお考えになっておるか、ひとつお尋ねをいたしたいと思います。
名東教授にも一応その問題はちょっとお尋ねをしておきたいと思います。御園生先生とお二方にその点を説明していただければ大変ありがたい。 それから、一兆円減税については御園生先生も名東先生も賛成であり、公共投資にばかり偏るという五十二年度予算については大変不満である意味が表明されました。これは私どもも大賛成であります。
いまの問題は、申しわけありませんけれども、名東教授にも同じ問題でお願いしたいと思います。 それから今度は名東教授にお願いしますけれども、名東教授は先ほど、ことしの五十二年度経済は四、五%じゃないかという非常に厳しい見方をされました。政府は六・七%実質成長率を見込んでおりますけれども、四ないし五%というと、かなり政府見通しとは隔たりがあります。その根拠をお示しいただきたいと思います。 以上です。
名東教授は「政府が強く各企業に製造、流通原価の明細を公開させるべきだと思う。そうでなければ、一般消費者は商品値上げの当否を判断しようがない。ごまかしが野放しで、原価は秘密にしてよい——という現在の会計制度が続く限り、愛される企業社会が実現するはずもなかろう」と厳しい。こういうふうに言っているわけなんです。